魔法の呪文

魔法の呪文とは?

魔法の呪文と言えば

「アブラカダブラ」や

別の特別な言葉を

などが思い浮かべる人も
いるかと思います。

日本には

祝詞(のりと)

払い言葉

など特別な呪文とも
呼べる言葉もあります。

そのような特別な言葉とは関係なく
実は普段、使っている言葉にこそ
呪文が隠されています。

言い方を変えると

言葉そのものが呪文

と言っても過言では、ありません。

勿論、良い呪文もあれば
悪い呪文もあります。

最近では脳科学でも
言葉の持つ力が立証されてきています

言葉は脳に直接的に響き
脳は言葉の種類によって体内から
出すホルモン物質を選り分けます。

そして体内から発生する
ホルモン物質によって
体調や精神にも強い作用をもたらす

基本的に脳には大きく

2つの反応を示します


脳の苦痛系を刺激

脳の報酬系を刺激


どちらを刺激させるかで
活発になるホルモン物質
が違ってきます。

例えば苦痛系を強く刺激
させていると脳内から
コルチゾールというホルモン物質
が活発に放出されます。

このコルチゾール
短時間であれば、それほど
問題はないんですが
長期的に放出させていると

脳の中心にある
海馬という部位に
ダメージを与えてしまいます

海馬は記憶やストレス反応に
関係する部位でもあります。

ですからストレス耐性が弱まったり
記憶障害などを引き起こしたりする
事が分かってきています。

飲んでる席で
会社の上司の悪口を
言ってスッキリする・・・

こんなシーンは
居酒屋さん等で見られる
日常的な風景でもあります

でも脳って自分にと他人を
区別しないで言葉そのものに
反応をしてホルモン物質を放出させる

だから悪口を言っても
ダメージを食うのは自分自身

脳的には
ちょっと怖いかも・・・

自分で自分にダメージを与える


もったいないと思いませんか?

もちろん人の悪口言っちゃいけない
なんて偉そうな事は私だって言えません。

こんな事言ったって私も実際
悪口、言ってしまう時だってある

人間だから完璧に出来る訳ではない

でも言う回数を減らす事は出来るし
実際に減らせば、それだけダメージも
軽減出来る事は実感している

言葉ってボクシングでいうところの
ジャブみたいなもんだから
目に見えて直ぐには効かなくても
いつの間にかダメージが蓄積されて
気が付いた時には相当効いていて
ダウン寸前なんて事もあります。

長い間、苦痛系を刺激する言葉
使っているとダメージが蓄積されて
心身共に悪い影響を与える事は
もう様々な分野で証明されている

苦痛系を刺激させる言葉の中には
一見、良さそうな言葉もある
今後も紹介していくつもりなので
チェックしておいて下さい。






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